施工事例

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「長いお付き合いのある方からのご紹介だから、迷いはなかった」—まわりの雰囲気に合わせた、背の高い洋型を建てた事例|八千代市 石塚様

  • 八千代市の石塚様より、長いお付き合いのある方のご紹介でご依頼いただいた新規建立のご相談でした
  • まわりの区画の雰囲気に合わせて背の高い洋型墓石をご希望されていたので、リフォームの専門家として10年後の手入れのしやすさまで考えて設計しました
  • 角の少ない丸みのある形にしたので、この先も汚れやほこりがたまりにくく、拭くだけできれいが続きます

長いお付き合いのある方のご紹介で

最初にお話をいただいたのは、2022年の12月でした。ご契約は翌年1月頃、建立は2023年5月です。石塚様とのご縁は、長いお付き合いのある地元の方からのご紹介で始まりました。

施工前。この一角に新しくお墓を建てさせていただきました。※AIによる再現イメージです。
この一角に、お墓を建てさせていただきました。※AIによる再現イメージです。

「近藤さんなら、任せて安心だから」——そう言って背中を押してくださったのだと、あとから伺いました。ありがたい話です。

石塚様が最初におっしゃったご希望は、はっきりしていました。洋型のお墓にしたい。それも、まわりの区画の雰囲気に合わせて、背の高いものがいい、と。

まわりから浮いてしまうのではなく、なじみながらも、きちんと存在感のある一基にしたい。そんなお気持ちが伝わってきました。

角を、丸くした理由

まわりの雰囲気に合わせて背を高くする。理屈としてはよく分かります。でも私たちリフォームの専門家としては、正直に言うと、少し気になることもありました。

重心が高くなる分、地震のときの揺れ方が変わってきます。それに、角がしっかり立った四角い形にすると、その角にほこりや水垢がたまりやすく、拭き掃除でも布が届きにくくなることを、何万件ものリフォーム現場で見てきました。

10年後、20年後も気持ちよくお参りしていただくには、ご希望をそのまま形にするだけでなく、そのあとの暮らしまで考えて設計する必要があります。

そこで私たちがご提案したのが、角を立てすぎない、丸みのある洋型でした。

角を丸くすると、ほこりや水垢がたまる場所そのものが減ります。四角い角に汚れがこびりつくのと違って、丸い面は雨でも自然に洗い流されやすく、拭き掃除のときも布がすっと当たります。天面(お墓のいちばん上の面のことです)にも丸みをつけているので、水が一か所にとどまりにくくなっています。

背の高さについては、先ほどの心配を解消するために、基礎をいつもより厚めにとり、台座の設計や石の寸法をミリ単位で調整して、重心と接合部の納まりを見直しました。丸みと合わせて、ご希望と安心を両立させています。

石塔には黒御影石のインド黒、外柵には白御影石の湖南688を組み合わせました。黒と白のコントラストがはっきり出るので、丸みのあるやわらかい形と合わせても、締まりのある佇まいになります。デザインには、施主様がお好きな「フリージア」の花を彫刻させていただきました。かたちだけでなく、石塚様らしさも一緒に建てたかったからです。

見えない土台から

新しいお墓は、完成した直後はどこも美しいものです。でも本当に見ていただきたいのは、完成すると二度と見えなくなる場所です。

まずは地面をしっかり掘り下げて、砕石を敷いて転圧しました。ここがゆるいと、何年か経ってから傾きや沈みの原因になります。

砕石を敷いて転圧している様子
砕石を敷いて、しっかり転圧します。

こちらは二段のカロート(納骨室のことです)を据えているところです。半分を地中に埋め込みながら、既存のコンクリートとしっかりくっつくように仕上げています。見えなくなる場所ほど、丁寧にやるかどうかで10年後の姿がまったく違ってきます。

二段のカロートを据えているところ
二段のカロートを据えているところ。

薄くしない、という約束

そのうえで、コンクリートを打っていきます。

コンクリート打設の様子
コンクリートを打っていきます。

近藤石材店では、基礎の厚みを薄くしません。薄い基礎はひび割れやすく、割れた隙間から生えてくる草は、土から生える草よりもかえって抜きにくいからです。

墓所の中に土は戻していません。処分の手間を惜しんで見えないところへ土を戻してしまうと、そこからいつまでも雑草が顔を出すことになります。近藤石材店は、ここだけは譲らずにやっています。

急がずに、一つずつです。

基礎ができあがったら、いよいよ外柵を据えていきます。ここから先は、もう見えなくなることはありません。

基礎の上に外柵を据え始めたところ
基礎の上に、外柵を据え始めました。

少しずつ、形になっていく

石塔をはじめ、重たい資材を運び込むときも、まわりの区画の持ち主様を傷つけないように、通路には一枚ずつコンパネ(保護用の板です)を敷いて作業しました。まわりの雰囲気を大切にする、というのは、こうした細かいところにも表れています。

コンパネで通路を養生しながらの資材運搬
コンパネで養生しながら運びます。

外柵を据えたあとの仕上げ作業の様子
土は戻さず、仕上げていきます。

生コンを打って固めている様子
生コンを打って、固めます。

そこから、外柵を一つひとつ組み上げていきます。石塚様のイメージどおりの高さ、丸みになっているか、何度も確認しながらの作業でした。

外柵を組み上げている様子
外柵を、一つひとつ組み上げます。

この瞬間は、私たちも毎回気持ちが引き締まります。

外柵が仕上がったあと、まわりの通路のコンクリートがあまりに薄くて割れてしまっていたので、この機会にあわせて打ち直しました。近藤石材店が基礎の厚みにこだわる理由が、まさにここに表れています。

通路のコンクリートを打ち直している様子
通路のコンクリートも、打ち直しました。

石塔を、仕上げる

石塔の文字と彫刻は、自社工場で組み合わせを何度も確認しました。フリージアの花をどんな形で入れるか、見本を見ながら石塚様のイメージに近いものを選んでいます。彫刻ひとつでも、雰囲気はずいぶん変わるものです。

石塔の文字と彫刻の組み合わせを確認している様子
文字と彫刻の組み合わせを確認します。

石塔を据えて、フリージアの彫刻を仕上げていきます。

石塔の芝台を慎重に据えている様子
芝台を、慎重に据えていきます。

ミリ単位で調整した台座に、石塔がぴたりと乗っかりました。狙いどおりに収まった瞬間は、何度経験してもほっとします。

石塔がきれいに据わった様子
石塔が、きれいに据わりました。

石塚様には、何度もお礼のお電話をいただきました。「思っていた以上に素敵に仕上がった」と言っていただけて、私たちも本当に嬉しかったです。

10年後も、拭くだけできれいなお墓に

角を丸くしたことで、10年後も汚れやほこりをためこまず、拭くだけで艶が戻るお墓になりました。背の高さも、地震への備えをしたうえでのものなので、安心してお参りいただけます。

近藤石材店は『お墓リフォームの専門家』です。何万件ものリフォーム現場で、10年後、20年後にご家族が苦労されている原因を見てきました。だからこそ、新しく建てるときは、その原因を最初から一つずつ消しておきます。石塚様のお墓にも、そのノウハウを詰め込みました。

将来、近藤石材店にリフォームでお世話になる必要がないように。それが、私たちが新しいお墓をつくるときの、いちばんの約束です。

八千代市で新しくお墓を建てられる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

施工前 → 施工後


施工前。※AIによる再現イメージです。
施工前。※AIによる再現イメージです。

施工後。背の高い洋型墓石ができあがりました。
施工後。背の高い洋型墓石ができあがりました。

🔨 5代目のひとこと

今回の石塚様、長いお付き合いのある地元の方からのご紹介でいただいたご縁でした。ありがたい話です。ご希望は洋型、それもまわりの雰囲気に合わせて背の高いものがいい、というはっきりしたものでした。ただ高くするだけだと角が目立って汚れもたまりやすいので、丸みをつけることにこだわりました。天面も丸くしています。実は施工前の写真を撮り忘れてしまって、ここは正直申し訳ないところです。次からは気をつけます。

石塚様にいただいた疑問・ご質問

Q. 背の高い洋型にすると、地震のときに心配はありませんか?

重心が高くなる分、基礎をしっかりとり、石の接合部にも配慮して施工しています。高さのご希望と地震への備えは、両立できます。

Q. 角を丸くすると、費用は高くなりますか?

加工の手間は増えますが、10年後の掃除のしやすさを考えると、多くのお客様にご満足いただいています。詳しくはお見積りの際にご相談ください。

Q. まわりのお墓と高さが違っても、区画的に問題ありませんか?

霊園・墓地によって規定が異なりますので、現地を確認したうえでご提案しています。八千代市内の共同墓地でも、事前の確認を徹底しています。

石塚様には、後日「お客様の声」として、詳しいお話も伺っています。

石塚様のお客様の声を読む ≫

執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市佐山1837-1)

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