4年たっても、きれいなまま。お地蔵様の一人墓を建て直した事例|八千代市 I・T様
この工事のポイント
施工前。お地蔵様の一人用のお墓
建て直しから4年後の今の姿
八千代市のI・T様から、ご親戚のT家のお墓を直してあげたい、というご相談でした。大人の方が眠る一人用のお墓なのに、お地蔵様が立つ小さなつくりで、石と石のあいだの隙間からは草も出ていました。2022年(令和4年)の秋彼岸に向けて、石塔のお墓に建て直し。そして今回、近くで工事をした折にお願いして、4年たった今の姿を撮らせていただきました。

① お地蔵様のお墓を、大人の方の石塔に
眠っているのは大人の方。お地蔵様のお墓は「ちょっと違うんじゃないか」というご相談でした。戒名を刻んだ石塔を据え、きちんとしたお墓に建て直しました。

② 工場で磨いた石で、隙間のないお墓に
合わない石は処分して、当社にあった石を自社工場で磨いて使いました。草が出ていた目地の隙間は、つくり直すときに無くしています。
もとの中
納めたあと
③ お骨を納める中も、つくり直しました
もとのお墓の中は、底が土のままでした。古いコンクリートを一度しっかり壊し、鉄筋を入れて一枚のコンクリートに打ち直してから、お骨とお位牌を納めて、蓋をきっちり閉めています。
| 場所 | 千葉県八千代市の共同墓地 |
|---|---|
| 建て直し | 2022年(令和4年)秋彼岸 |
| 今の姿の撮影 | 2026年9月(建て直しから4年後) |
| ご相談 | お地蔵様の一人用のお墓を、大人の方にふさわしいお墓にしたい/隙間から草が出る |
| 主な工事 | 解体・古いコンクリートを壊して鉄筋入りで打ち直し・自社工場での石の磨き・石塔の据え付け・納骨 |
| こんな方に | 小さなお墓や一人用のお墓を建て直したい方/ご親戚のお墓を見てあげたい方/建てたあと数年後の姿が気になる方 |
「うちのお墓も、このままでいいのかな」と思ったら、スマホで今のお墓の写真を撮って、LINEで送ってください。写真を見て、気になるところをお伝えします。
お電話は 047-488-5054(24時間受付・AI対応)
ここから先は、4年前の工事の様子と、4年たった今の姿を順番にお見せします。
「ちょっと、違うんじゃないか」
ご相談をくださったのは、八千代市のI・T様。ご自身のお墓ではなく、ご親戚のT家のお墓を直してあげたい、というお話でした。
そこにあったのは、お地蔵様が立つ一人用の小さなお墓です。お地蔵様のお墓は、小さなお子さんのためにつくられることが多いもの。でも、ここに眠っているのは大人の方です。
「ちょっと違うんじゃないか」。I・T様のその気持ちは、私たちも同じでした。ちゃんとしてあげたい、と思いました。

施工前。お地蔵様の一人用のお墓でした
隙間から、草が出ていました
もう一つ気になったのが、石と石のあいだの隙間です。
メジャーを当ててみると、はっきり分かるほど口が開いていて、中には落ち葉が溜まっていました。落ち葉が溜まれば土になり、土になれば草が生えます。実際、目地から草が出てきていました。
これは、お参りする方のお手入れが悪いのではありません。隙間ができるつくりになっていることが原因です。

施工前。隙間に落ち葉が溜まっていました
一度、全部ばらしました
建て直すと決めて、まずはお地蔵様と台の石をおろしました。

お地蔵様と台の石をおろしたところ
石の下にあった古いコンクリートも、そのままにはしませんでした。一度しっかり壊して、打ち直しています。
古いコンクリートの上に継ぎ足すと、つなぎ目ができて、そこからまた割れたり隙間が開いたりします。だから全部壊して、つなぎ目のない一枚のコンクリートにする。石を据える下がしっかりしていないと、何年かたつうちに石が傾いたり、また隙間が開いたりするからです。

古いコンクリートを、一度しっかり壊しました
そこへ鉄筋をしっかり入れて、コンクリートを打ち直します。完成すると見えなくなるところですが、いちばん手を抜けないところです。

鉄筋を入れて、一枚のコンクリートに打ち直し
工場で、石を磨いて
もとの石のうち、花立の付いた香炉はまだ使えるので、そのまま活かしました。合わないものは処分して、そのかわりに、当社にあった石を自社工場で磨いて、このお墓のために仕上げました。
自社工場があると、こういうときに融通がききます。一から全部を新しく取り寄せなくても、今ある石をこのお墓に合う形に整えられるからです。

自社工場で磨いた台の石
お骨も、お位牌も一緒に
お墓の中(カロート=お骨を納めるところです)も見てください。もとのお墓の中は、底が土のままでした。

施工前。もとのお墓の中は、底が土でした
つくり直したお墓の中は、底までコンクリートです。そこへお骨を納め、お位牌も一緒に入れさせていただきました。
最後は蓋の石をのせて、きっちり閉めます。白く見えているのは、蓋をしっかり留めるための材料です。ここに隙間が残ると、雨水や虫が入り込みます。見えなくなるところだからこそ、きっちりやっておきます。

お位牌も一緒に。このあと蓋をきっちり閉めました
4年後に、見せてもらいました
こうして2022年(令和4年)の秋彼岸に、このお墓は建て直しを終えました。
そして2026年。近くで別のお墓の工事をしたときに、「写真を撮らせてもらってもいいですか」とお願いしたところ、「いいですよ」と言っていただけました。
石屋のホームページには、できあがった直後の写真がよく載っています。でも、本当に見ていただきたいのは、その何年か後です。『お墓リフォームの専門家』として、私たちはいつも「10年後の姿」を基準にお墓をつくっています。だから、あえて4年後の今の写真を出します。

4年後。石塔の裏には「令和四年秋彼岸」。お名前はぼかしています
足元を見ていただくと分かるとおり、石と石のあいだに、落ち葉が溜まるような隙間はありません。施工前に草が出ていたのと、同じお墓の同じ場所です。
ここで言う「きれい」について、正直に書いておきます。4年たったコンクリートは、年相応に汚れています。雨に打たれて黒ずみも出ます。外にあるお墓で、新品のままの見た目をずっと保つのは無理です。
私たちが言う「きれい」は、そういうことではありません。ゴミや落ち葉が溜まらない。隙間から草が生えない。水平に据えてあるので、水が溜まらない。つまり「お参りのたびに草むしりや掃除に追われない」という意味の「きれい」です。4年たっても、そこは施工したときのままでした。

4年後の足元。隙間から草は出ていません

塔婆立てのまわりも4年後の姿です
一つだけ、正直に書いておきます。いちばん下の台の石に、うっすらと線が一本出ています。これは石の中にもともとある模様(石目)が、表に出てきたものです。天然の石なので、どうしても出てしまうことがあります。申し訳ないな、と思いつつ、これも石の性質としてご理解いただければと思います。
🔨 5代目のひとこと
ご親戚の方のお墓だったんですけど、大人なのにお地蔵様がついてて、それはちょっと違うんじゃないかって。隙間も大きくて、目地から草が生えたりしてたんで、これはちゃんとやってあげないといけないなと思いました。あるものは捨てて、うちの石を工場で磨いてつくってあげた。下のグレーの石に線が出ちゃってるのは申し訳ねえなと思うんだけど、まあそれは石の性質だからしょうがない。うちは10年たったお墓もあるけど、4年たってもこれだけきれいだよ、っていうのを見てもらいたいですね。コンクリートは年相応に汚れてますよ。完璧なきれいなんて無理だから。でも水平に立ててるから、ゴミや落ち葉が溜まったり、草が生えたり、水が溜まったりはしてない。そういう意味のきれいです。
I・T様にいただいた疑問・ご質問
Q. 一人用の小さなお墓でも、建て直しをお願いできますか?
A. できます。今回も一人用のお墓でした。お墓の大きさに関わらず、隙間ができないように、基礎からつくり直します。
Q. 自分のお墓ではなく、親戚のお墓の相談でもいいのでしょうか?
A. もちろんです。今回もI・T様がご親戚のお墓のことでご相談くださいました。まずは今のお墓の写真をLINEで送っていただければ、気になるところをお伝えします。
Q. 建て直したあと、何年かたつとまた隙間から草が出てきませんか?
A. 草が出る原因になる隙間を、つくり直すときに無くしておくのが近藤石材店のやり方です。このお墓も、4年たった今、施工前に草が出ていた足元に隙間はありませんでした。コンクリートの汚れは年相応に出ますが、ゴミや落ち葉が溜まる場所がないので、お参りのときの掃除はぐっとラクになります。
施工前 → 4年後
施工前。お地蔵様の一人用のお墓
建て直しから4年後の姿
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お電話は 047-488-5054(24時間受付・AI対応)
執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市佐山1837-1・TEL 047-488-5054)