「どこにあるかも、よく知らなくて」—都内から実家の墓じまいをした事例|印西市 藤縄様
東京・墨田区にお住まいの藤縄様。印西市にある実家のお墓に、なかなかお参りに行けずにいました。一度も行ったことのないお墓を、このままにはしておけない——そう決めて、墓じまいをすることになりました。閉眼供養からお骨の取り出し、墓石の解体、地面の下の基礎まで撤去して、コンクリートできれいに舗装してお返しするところまで、近藤石材店がお手伝いしました。遠くて来られなかったお墓が、コンクリートできれいに舗装されて、管理者さんへお返しできました。
一度も、行ったことがなかった
「正直、どこにあるかも、よく知らなくて」
最初のご相談で、藤縄様はそう仰っていました。東京にお住まいで、印西市にある実家のお墓には、一度も行ったことがなかったそうです。
もとをたどると、そのお墓は藤縄様のおじいさま世代が建てたものでした。ご両親が亡くなられたあとになって、こういうお墓があると知った——というのが、正直なところだったようです。
場所も、どんなお墓なのかも、はっきりとはわからない。それでも、自分が受け継ぐことになった。行ったこともないお墓を前に、どうしたものかと悩まれていました。

これが、その実家のお墓。藤縄様が一度も行ったことのなかった場所です。
このままには、しておけない
遠くに住んでいると、お参りにはなかなか行けません。草が伸びても気づけないし、傷んでも直しに行けない。
そのまま放っておけば、まわりのお墓や、管理してくださっている方にご迷惑をかけてしまう。藤縄様が一番気にされていたのは、そこでした。
自分が動かないと、このお墓は誰も見る人がいなくなってしまう。そう思って、墓じまいを決められました。
来られなくても、墓じまいは進められます
「東京からで、なかなか現地に行けないのですが……」
最初のご相談で、藤縄様が気にされていたのはそこでした。でも、大丈夫です。墓じまいは、ご家族が毎回現地に来られなくても進められます。
現場を見に行くこと、霊園やお寺の管理者さんとのやり取り、立会い、お骨の取り出し。こういったことは、地元の石屋がかわりに動けます。近藤石材店は印西市のすぐ近く、八千代市の石屋です。だから、遠方にお住まいでも安心してお任せいただけます。
進み具合は写真でお伝えしながら進めました。行ったことのないお墓でも、今どうなっているのか、目で見て確かめられるように。
ひとつずつ、ていねいにバラして
まずは閉眼供養(魂抜き)から。長いあいだ、ご先祖様が眠ってこられたお墓です。いきなり壊すのではなく、きちんと手を合わせてからはじめます。
それからお骨を取り出して、墓石をひとつずつ取り外していきます。ここから、作業の始まりです。

墓石を、ひとつずつ取り外していきます。
地面の下まで、きれいに戻す
墓石を運び出したら、地面に残った基礎を掘り起こして、撤去していきます。

地面に残った基礎を、掘り起こして撤去します。

はつり終了。基礎をはつり終えて、きれいになった状態です。
ここを中途半端にすると、あとで管理者さんが困ります。石やコンクリートが地中に残っていると、次にその場所を使う方の工事の邪魔になってしまうからです。だから、目に見える墓石だけでなく、地面の下まできれいに片づけます。
重機で掘り起こすと、地面はどうしても荒れます。最後はその床を、コンクリートできれいに舗装して仕上げました。舗装しておけば、また草が生えたり地面が荒れたりしません。次に使う方にも、きれいな状態でお渡しできます。
こうして、コンクリートできれいに舗装して、管理者さんへお返ししました。
初めてのことで、わからないことばかりだった、と藤縄様。仕上がったあと、「石屋さんに任せてよかった」と言っていただけました。その一言に、私たちもほっとしました。
遠くて来られないお墓のことでお困りなら、一度お声がけください。
施工前 → 施工後

施工前。行ったこともなかった、実家のお墓です。

施工後。コンクリートできれいに舗装して、完了です。
🔨 5代目のひとこと
藤縄さんは東京にお住まいで、実はこのお墓のことをよく知らなかったそうです。おじいさんの代が建てたお墓で、親御さんが亡くなってから、こういうお墓があるんだと知った。一度も行ったことのない場所を、それでも放っておけないと決めて連絡をくれました。行ったことのないお墓を閉じるのは、気持ちの整理も大変だったと思います。墓じまいは壊すだけの仕事に見えるかもしれないけど、うちは魂抜きから最後の仕上げまで、ご先祖様に手を合わせながらやります。遠くて来られない方こそ、地元の石屋がついてるので、安心してもらえたら嬉しいです。
よくあるご質問
Q. 一度も行ったことのないお墓でも、墓じまいをお願いできますか?
はい、できます。場所やお墓の状態がよくわからなくても大丈夫です。まず私たちが現場を見に行って、今どうなっているかを写真でお伝えするところからはじめます。
Q. 東京など遠方に住んでいて、現地に立ち会えないのですが。
問題ありません。霊園やお寺の管理者さんとのやり取りや立会いは、地元の石屋がかわりに動きます。近藤石材店は印西市の近く、八千代市にあります。進み具合は写真でご報告します。
Q. 墓じまいのあと、お骨はどうなりますか?
取り出したお骨は、永代供養や別のお墓、手元供養など、ご家族のご希望に合わせてお納めできます。どうすればいいか迷われている方も多いので、一緒に考えます。
執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市)