墓地のリフォーム
I・H
70代
「今後を考えると大変になっていました」—玉砂利から全面敷石に|八千代市 I・H様
- お客様の声
八千代市のI・H様から、お母様の十三回忌を前にお墓の改修のご相談をいただきました。玉砂利のところの草取りが年々大変になり、一部割れてしまっていた石や、雨水がたまることも気になっていたそうです。約4.5メートル四方の墓所の内側をすべてバラし、土を30〜40センチ取り出したうえで、砕石・下地コンクリート・敷石へと造り直しました。
玉砂利を、一粒残らず取り払うところから始まりました。
八千代市のI・H様からお声がけいただいたのは、お母様の十三回忌を前にしたころです。間口も奥行きも約4.5メートルという広い墓所で、外柵・階段・石塔・灯籠・墓誌がそろった立派なお墓でした。ご相談は三つ。草取りが年々大変になってきたこと。敷石が何枚か下がってきて、墓誌の合わせ目に欠けが出ていること。それから、雨水がたまってしまうこと。玉砂利の下は土のままのことが多く、年月とともに砂利の間へ土が入り込み、草が生えやすくなります。
ご提案したのは、墓所の内側を全部やり直すことでした。玉砂利をやめて、中を一枚残らず敷石に張り替える。そのために、土を30〜40センチの深さまで取り出しました。取り除いた分は土に戻さず、砕石を入れて叩き締め、その上に下地コンクリートを打ってから敷石を張ります。草の生える場所そのものが無くなりますので、年数が経ってもお手入れがぐっとラクになります。
いちばん骨が折れたのは、今回外さずに残した階段石の下でした。体を横にしないと手の入らない場所です。ここに土が残っていると、そこから草が回り込んで生えてきます。手で掻き出して砕石を詰め、生コンクリートを流し込みました。石塔は免震パッドと耐震コーキングを併用して据え直し。カロート(納骨室)には受けを取り付け、棚板で二段にして納骨できるスペースを増やしました。欠けていた墓誌の天板は、工場で艶が戻るまで磨き直しています。雨水は、敷石に水勾配をつけ、羽目石に水抜きをつくって逃がすようにしました。
見えなくなるところに、いちばん手間をかけた工事でした。

工事前。玉砂利のすき間から草が出ていました

残す階段石の下まで、土を取り除きました

土だった内側を、下地コンクリートに

できあがり。土の見えない全面敷石に
🗣️ いただいたお客様の声(原文のまま)
母の13回忌を前にお墓の改修工事をお願いいたしました。
玉砂利のところの草取りも今後を考えると大変になっていましたので、お手入れのしやすいこと、一部割れてしまっている石の補修、雨水がたまってしまうことなどを相談し、良い提案をして下さいました。
きれいな仕上りになり、大変満足しています。
— 八千代市 I・H様
🔨 5代目のひとこと
階段石は外さなくていい、と言われていました。でも、目地から草が出ていましたので、私としては見逃せなかった。下に土が残って空間があると、結局そこから草が回ってきます。体を横にしないと手が入らない場所の土取りは、この工事でいちばん骨の折れた作業でした。砕石を詰めて、バイブレーターで生コンをびっしり充填しています。工事のあと数日して、コンクリートから白い粉のようなもの(エフロ)が出てきましたが、逆を返せば、それだけしっかりコンクリートが入っている証拠です。エフロは最初のうちで止まりますし、肝心の草はここからは生えてきません。ほかにも直させてもらったところがたくさんありましたが、すべてご理解いただきまして作業させていただきましたので、こちらも気持ちよくやらせてもらいました。
I・H様のようなご相談でよくいただくご質問
Q. 玉砂利を敷石に替えると、草はまったく生えなくなりますか。
A. 絶対に生えないとは言い切れません。目地からわずかに出ることはあります。ただ、掘れるところまでの土を取り除いて、砕石と下地コンクリートに置き換えていますので、草が根を張る土がありません。手でさっと抜けば、簡単に取れる程度です。
Q. 石が動いているかどうか、自分では分かりません。
A. ほとんどの方は気づかれません。I・H様のお墓も、私が手で揺すってみて、はじめて動くことが分かりました。こんな大きな石が動くとは思いませんし、そもそも触ってみる方がまずいらっしゃいません。据え直すときは免震パッドと耐震コーキングを併用しますので、石をバラす機会があるときが、いちばん手を入れやすいタイミングです。
Q. 法要に合わせてお願いすることはできますか。
A. できます。ただ、墓所を全部やり直す工事は石の加工も入りますので、日数に余裕をみていただいています。ご法要の日取りが決まっていましたら、早めにお声がけください。すぐに工事をされるかどうかは決めていなくても構いません。まずは見に行くところからです。
草取りのことでも、石のぐらつきでも、まずは見に行くところから始めます。八千代市を中心に、千葉県内(船橋市・千葉市・佐倉市・印西市など)へ伺っています。今のお墓の写真をLINEで送っていただくだけでも大丈夫ですので、お気軽にお声がけください。
執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市佐山1837-1・TEL 047-488-5054)