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墓石の改修|船橋市 K様

「ご先祖の石塔が、いくつもあっちこっち向いて並んでいて」— 何体もの石塔をひとつの墓所にまとめ直した事例|船橋市 K様

船橋市の共同墓地で、何体もあったご先祖の石塔を、ひとつの墓所にきれいにまとめ直した事例です。代々続いたお家で石塔の数が多く、向きもばらばらで、お参りもしづらくなっていました。敷地を一度整理して基礎コンクリートを打ち直し、白御影石(G688)で新しい外柵を作り、細かな石塔は敷石の下にていねいに納め、中央のご先祖の石塔はもとのものを活かして据え直しました。そこに、先祖を敬う気持ちで、小松石の五輪塔を新しく一基だけ加えています。

船橋市内の、共同墓地の一角です。ご先祖の石塔が、いくつも、あっちこっちを向いて並んでいました。

代々続いたお家でした。長く続いているぶん、ご先祖も多い。石塔が一基、また一基と増えていって、向きもそれぞれ。気づけば墓所いっぱいに、あっちこっちを向いて並んでいたんです。お参りしたくても、どこから手を合わせたらいいのか。少し窮屈になっていました。

まず、地上にあったものを一度、全部おろしました。敷地をまるごと整理して、基礎のコンクリートをしっかり打ち直します。

古い石塔は、なにしろ数が多い。全部をそのまま立て並べると、かえってお参りしにくくなりますし、傷みも早くなります。そこで、細かな石塔は敷石の下にていねいに納めさせていただきました。中央のご先祖の石塔は、もともとのものをそのまま活かします。ご先祖はそのままに、墓所の見た目はすっきりとまとまる。数の多いお墓では、こうしてまとめ直すのがいちばん収まりがいいんです。

そのうえで、白御影石(G688)で新しい外柵を作りました。中央のご先祖の石塔は、もともとあったものをそのまま活かして、据え直しています。細かな石塔を敷石の下にまとめたぶん、そこに、ご先祖を敬う気持ちを込めて、小松石の五輪塔を一基、新しく加えました。新しく作った石は、この五輪塔と外柵だけ。あとは昔からのものを活かしています。地上にあったものを一度全部おろして、まとめてやり直したことで、ずいぶんすっきりと、きれいに直りました。

ちょうど当店がホームページを作ったころで、掲載のお願いをしたところ、快く許可をいただいたお墓です。ありがとうございました。

ご先祖の石塔がいくつも並んでいて、お墓が手狭になってきた方。まずは現場を見に行くところから、ご相談にのります。

仕上がり

当時の工事の写真は、あまり残っていません。でも、お墓そのものはずっと残ります。先日、あらためて見に行ってきました。十年以上経った今も、きれいなままでした。石は、十年、百年と残るもの。写真は消えても、この仕事は残り続けます。

十年以上経った今もきれいなままの、船橋市K様の墓所。白御影石の外柵と小松石の五輪塔(先日撮影)
十年以上経った今も、きれいなままの墓所。先日、あらためて撮ってきた一枚です。

反対側から見た、船橋市K様の墓所。白御影石の外柵と小松石の五輪塔(先日撮影)
同じ墓所を、反対側から見たところ。

🔨 5代目のひとこと

船橋市の共同墓地にあったお墓で、代々続いたお家だったこともあって、ご先祖の石塔が何体もありました。数が多いと、そのまま全部立て並べるより、一度整理してまとめ直したほうが、お参りもしやすくて長持ちします。細かな石塔は敷石の下にていねいに納めて、中央の石塔はもともとのものを活かして据え直しました。そのうえで、ご先祖を敬う気持ちで、小松石の五輪塔を一基だけ新しく加えました。新しくしたのは、その五輪塔と外柵だけです。もう十年以上前の工事で、その時の写真はあまり残っていないんですが、きれいに直せたお墓です。ちょうどうちがホームページを作ったころで、載せさせてもらっていいですかとお願いして、快く許可をいただきました。

よくあるご質問

Q. 何体もある先祖の石塔は、ひとつの墓所にまとめられますか?
はい。敷地を一度整理して基礎から作り直し、細かな石塔は敷石の下に納めることで、新しい外柵の中にすっきりとまとめられます。中央のご先祖の石塔は活かして据え直し、そこに五輪塔などを一基新しく加えれば、まとめて手を合わせられます。ご先祖はそのままに、お参りしやすいお墓になります。

Q. 古い石塔を敷石の下に納めても、失礼にはなりませんか?
いいえ。古い石塔はご先祖そのものですので、粗末に扱うことはありません。ていねいに納めたうえで、新しい墓所の中でこれからも一緒にお参りいただけます。数の多いお墓では、よく選ばれる方法です。

Q. 古いお墓でも、基礎から作り直したほうがいいですか?
長く保たせたい場合はおすすめします。地上の石を一度おろして基礎コンクリートを打ち直すことで、傾きやぐらつきを防ぎ、まとめた石塔を安定して据えられます。

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執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市)

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