何体もの先祖石塔を、ひとつの墓所にまとめ直した事例|船橋市 K様
この工事のポイント
十年以上経った今も、きれいなままの墓所
同じ墓所を、反対側から見たところ
船橋市の共同墓地でのご相談です。代々続いたお家で先祖の石塔が増え、向きもばらばらでお参りしづらくなっていました。敷地を一度整理して基礎コンクリートを打ち直し、白御影石(G688)の外柵で、ひとつの墓所にまとめ直しています。

① 数の多い石塔を、ひとつの墓所にまとめ直す
全部をそのまま立て並べると、かえってお参りしにくく、傷みも早くなります。細かな石塔は敷石の下にていねいに納め、中央のご先祖の石塔はもとのものを活かして据え直しました。

② 新しくしたのは、外柵と五輪塔だけ
白御影石(G688)で外柵を作り、ご先祖を敬う気持ちで小松石の五輪塔を一基だけ加えました。ほかは昔からの石をそのまま活かしています。
③ 十年以上経っても、きれいなまま
土の上ではなく基礎コンクリートの上に据えているので、石塔が動きません。先日あらためて見に行きましたが、十年以上経った今も整ったままでした。
| 場所 | 千葉県船橋市の共同墓地 |
|---|---|
| 工事 | 先祖石塔の整理と外柵の新設 |
| 石 | 外柵:白御影石(G688)/五輪塔:小松石 |
| 主な工事 | 石塔の取り外し/敷地の整理と基礎コンクリート/細かな石塔を敷石の下へ/中央の石塔の据え直し/外柵の新設/五輪塔の建立 |
| こんな方に | 先祖の石塔が多くて墓所が手狭な方/どこから手を合わせたらいいか分からなくなっている方 |
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ここから先は、工事の中身を順番にお見せします。少し長くなりますが、完成したら見えなくなるところこそ、近藤石材店がいちばん力を入れているところです。
船橋市の共同墓地で、何体もあったご先祖の石塔を、ひとつの墓所にきれいにまとめ直した事例です。代々続いたお家で石塔の数が多く、向きもばらばらで、お参りもしづらくなっていました。敷地を一度整理して基礎コンクリートを打ち直し、白御影石(G688)で新しい外柵を作り、細かな石塔は敷石の下にていねいに納め、中央のご先祖の石塔はもとのものを活かして据え直しました。そこに、先祖を敬う気持ちで、小松石の五輪塔を新しく一基だけ加えています。
船橋市内の、共同墓地の一角です。ご先祖の石塔が、いくつも、あっちこっちを向いて並んでいました。
代々続いたお家でした。長く続いているぶん、ご先祖も多い。石塔が一基、また一基と増えていって、向きもそれぞれ。気づけば墓所いっぱいに、あっちこっちを向いて並んでいたんです。お参りしたくても、どこから手を合わせたらいいのか。少し窮屈になっていました。
まず、地上にあったものを一度、全部おろしました。敷地をまるごと整理して、基礎のコンクリートをしっかり打ち直します。
古い石塔は、なにしろ数が多い。全部をそのまま立て並べると、かえってお参りしにくくなりますし、傷みも早くなります。そこで、細かな石塔は敷石の下にていねいに納めさせていただきました。中央のご先祖の石塔は、もともとのものをそのまま活かします。ご先祖はそのままに、墓所の見た目はすっきりとまとまる。数の多いお墓では、こうしてまとめ直すのがいちばん収まりがいいんです。
そのうえで、白御影石(G688)で新しい外柵を作りました。中央のご先祖の石塔は、もともとあったものをそのまま活かして、据え直しています。細かな石塔を敷石の下にまとめたぶん、そこに、ご先祖を敬う気持ちを込めて、小松石の五輪塔を一基、新しく加えました。新しく作った石は、この五輪塔と外柵だけ。あとは昔からのものを活かしています。地上にあったものを一度全部おろして、まとめてやり直したことで、ずいぶんすっきりと、きれいに直りました。
ちょうど当店がホームページを作ったころで、掲載のお願いをしたところ、快く許可をいただいたお墓です。ありがとうございました。
ご先祖の石塔がいくつも並んでいて、お墓が手狭になってきた方。まずは現場を見に行くところから、ご相談にのります。
仕上がり
当時の工事の写真は、あまり残っていません。でも、お墓そのものはずっと残ります。先日、あらためて見に行ってきました。十年以上経った今も、きれいなままでした。石は、十年、百年と残るもの。写真は消えても、この仕事は残り続けます。

十年以上経った今も、きれいなままの墓所。先日、あらためて撮ってきた一枚です。

同じ墓所を、反対側から見たところ。
🔨 5代目のひとこと
船橋市の共同墓地にあったお墓で、代々続いたお家だったこともあって、ご先祖の石塔が何体もありました。数が多いと、そのまま全部立て並べるより、一度整理してまとめ直したほうが、お参りもしやすくて長持ちします。細かな石塔は敷石の下にていねいに納めて、中央の石塔はもともとのものを活かして据え直しました。そのうえで、ご先祖を敬う気持ちで、小松石の五輪塔を一基だけ新しく加えました。新しくしたのは、その五輪塔と外柵だけです。もう十年以上前の工事で、その時の写真はあまり残っていないんですが、きれいに直せたお墓です。ちょうどうちがホームページを作ったころで、載せさせてもらっていいですかとお願いして、快く許可をいただきました。
十年以上経った、今の姿
十年以上経った今の墓所です。
同じ墓所を、反対側から見たところ。
K様にいただいた疑問・ご質問
Q. 何体もある先祖の石塔は、ひとつの墓所にまとめられますか?
はい。敷地を一度整理して基礎から作り直し、細かな石塔は敷石の下に納めることで、新しい外柵の中にすっきりとまとめられます。中央のご先祖の石塔は活かして据え直し、そこに五輪塔などを一基新しく加えれば、まとめて手を合わせられます。ご先祖はそのままに、お参りしやすいお墓になります。
Q. 古い石塔を敷石の下に納めても、失礼にはなりませんか?
いいえ。古い石塔はご先祖そのものですので、粗末に扱うことはありません。ていねいに納めたうえで、新しい墓所の中でこれからも一緒にお参りいただけます。数の多いお墓では、よく選ばれる方法です。
Q. 古いお墓でも、基礎から作り直したほうがいいですか?
長く保たせたい場合はおすすめします。地上の石を一度おろして基礎コンクリートを打ち直すことで、傾きやぐらつきを防ぎ、まとめた石塔を安定して据えられます。
お墓のことで気になっていることがあれば、まずは写真だけでも大丈夫です。今のお墓を見て、10年後もラクにお参りできる直し方を一緒に考えます。
執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市佐山1837-1・TEL 047-488-5054)