墓地のリフォーム
Silva・K・A
60代
「先祖に申し訳ないと思った」—骨壺でいっぱいのカロートを二段に増やしたお客様の声|船橋市 Silva・K・A様
- お客様の声
船橋市のSilva・K・A様。先祖代々の骨壺が増えて納骨室(カロート)がいっぱいになり、ご自分たちの入る場所がなくなっていました。よその石材店では遺骨を粉にする方法をすすめられましたが、近藤石材店は掘りの深さを活かして棚を入れ、カロートを二段に増やしました。ご先祖の遺骨はそのまま、最低でもあと三人分の納骨スペースができています。外れていた囲石の補修もあわせて行いました。
お墓のふたを開けて、中を確かめたときのことでした。骨壺が八つか九つ。二段になっているカロートの、ほとんどの場所がふさがっていました。
船橋市のSilva・K・A様からのご相談は、「先祖代々の遺骨が増えて、自分たちの分が入る場所がない」というものでした。それまでにも、いくつかの石材店さんに相談されていたそうです。返ってきたのは、古い順に遺骨を何体か取り出して、その場で機械にかけて粉末状にし、お墓の回りに撒く、という方法でした。
アンケートには、こう書いてくださっています。「先祖に申し訳ないと思った」。この一行が、Silva・K・A様のお気持ちのすべてだったのだと思います。
近藤石材店でも、はじめは粉骨を考えました。ただ、粉骨は自社ではできません。専門の業者さんにお預けして、また受け取って、という往復になります。その分、どうしても費用がかかってしまいます。
そこで、お墓を見に行ったときに気づいたのが、カロートの掘りの深さでした。このお墓は掘りが深い。深ければ、中に棚を一枚入れて、上下二段にできます。二段にすれば、今あるご先祖の遺骨は一つも動かさずに、そのまま置いておけます。そのうえで、新しい納骨スペースが生まれる。数えてみると、最低でもあと三人分は入る計算でした。
棚に使う石は、近藤石材店の自社工場で加工します。石屋が自分たちで作って自分たちで据えられるものなので、よそに出すよりずっと安く仕上がりました。ご先祖の遺骨に手をつけずに済んで、費用も抑えられる。Silva・K・A様が「良い提案」と書いてくださったのは、この二つがそろったからだと思っています。
工事の間、Silva・K・A様は立ち会っていません。近藤石材店では、立ち会えないお客様に工事写真報告書をお渡ししています。どの工程で何をしたのかを、写真で順番に見ていただけるようにしたものです。見えなくなってしまう納骨室の中こそ、写真に残しておく意味があると思っています。
思っていたより費用を抑えられたので、その分で、もう一つ気になっていたところも直しました。外れかけていた囲石(外柵)です。以前、この石に登ったときにコンクリートが落ちて、足を怪我されたことがあったと伺っていました。石を据え直して、きちんと固定しています。
カロートの中の遺骨は、一つひとつ取り出して洗わせていただきました。最後に五色砂利を敷き直して、仕上げています。
🗣️ いただいたお客様の声(原文のまま)
先祖代々の遺骨が増え、将来の遺骨が納められない為、数々の会社(石材店等)に相談をしたら、古い順に遺骨を何体か取り出し、その場で機械を使い粉末状態にして、その回りに撒く方法と言われました。〈先祖に申し訳ないと思った〉
そこで、近藤石材店さんに相談をしたら、粉骨よりも、堀が深いので棚を作り2段にして、遺骨をそのままに出来ると言われ、カロートを増設した方が、お安く出来、将来の納骨スペースが出来ると言われました。先祖代々の遺骨も、そのままに出来るので良い提案と思いお願をしました。
カロートを増設し、納骨スペースが出来遺骨を一つひとつ丁寧に、洗浄し墓石の回りがグラグラしていた囲石を、補修施工をしてもらい、サービスで、五色砂利を敷き直しをしてきれいに整えて、大変助かりました。(工事内容も、立合をしなくても、工事写真報告書を見れば、丁寧な作業だと分かります.)
安心して、お参りが出来るようになりました。
ありがとうございました!
— 船橋市 Silva・K・A様
🔨 5代目のひとこと
骨壺がいっぱいで、自分たちの入る場所がない、というご相談でした。中を見せてもらったら、骨壺が八つか九つ、二段のうちのほとんどを埋めていましたね。最初はうちも粉骨を考えたんですが、粉骨はうちではできないので、よその業者さんにお願いすることになります。お預けして受け取ってで、それなりの費用になってしまう。このお墓は掘りが深かったので、棚を入れて二段にすれば、ご先祖のお骨はそのままで、最低でもあと三人分は入る。棚なら石屋の仕事ですから、自分たちで作って自分たちで据えられます。浮いた分で、外れていた囲石も直しました。前に登ったときにコンクリートが落ちて足を怪我されたと聞いていたので、そこはどうしても直しておきたかったです。
Silva・K・A様のようなご相談でよくいただくご質問
Q. カロートの骨壺がいっぱいです。どうしたらいいですか。
A. まずは中を見せていただくところからです。お墓によってカロートの掘りの深さが違い、深ければ棚を入れて二段にできることがあります。Silva・K・A様のお墓は掘りが深かったので、ご先祖の遺骨をそのままにしたまま、納骨スペースを増やすことができました。掘りの深さは見てみないと分かりませんので、まずは現場を見に行かせてください。
Q. 遺骨を粉にする方法と、カロートを増やす方法では何が違いますか。
A. 粉骨は近藤石材店では行っていないため、専門の業者さんにお預けすることになり、その分の手間と費用がかかります。カロートの棚は石の仕事ですので、自社工場で加工して自分たちで取り付けられます。ご先祖の遺骨に手をつけずに済むことも、選んでいただく理由の一つです。
Q. 外柵の石が外れてしまったのですが、直せますか。
A. 直せます。外れたままにしておくと、寄りかかったり登ったりしたときに石が落ちて、けがにつながることがあります。Silva・K・A様のお墓でも実際にそうしたことがあったので、据え直して固定しました。八千代市の自社工場から船橋市はすぐ伺える距離ですので、気になったら早めにお声がけください。
骨壺がいっぱいだからといって、ご先祖の遺骨をどうにかしなければいけない、とは限りません。中を見てみると、別の道があることもあります。お墓のことで気になることがあれば、近藤石材店までお気軽にどうぞ。
執筆:有限会社近藤石材店 5代目 近藤洋(創業1925年・千葉県八千代市佐山1837-1・TEL 047-488-5054)